
40代の働き方
契約社員と正社員ってどう違うの?
40代で転職を考えるにあたって、転職先で契約社員や派遣社員として働く場合、これまで一般正社員の方は、社会保険や厚生年金、雇用保険といった福利厚生の他に、所得税など全て経理が担当してくれていましたので、自動的に給与から天引きされていましたが、今後は全て自分で行わなければならなくなりますので、国民年金、国民健康保険への加入(切り替え)や所得の申告(確定申告)が必要となります。
転職後は年金対策と確定申告が必要
契約社員や派遣社員などの非正規社員として働く場合、今後は会社と雇用契約を結んで働く事になりますので、年金対策や所得の申告が必要となり、一事業主としての感覚が求められる様になります。
ここが一般正社員と契約社員等の非正規社員との大きな違いと言えるでしょう。
一般正社員と契約社員(派遣社員)等の非正社員との主な違い
雇用保険 |
一般正社員:あり
非正社員:なし |
|---|---|
年金 |
一般正社員:厚生年金へ加入出来る
非正社員:一般的に国民年金へ移る事になる |
所得税 |
一般正社員:会社の経理で行ってくれる
非正社員:確定申告によって所得税を算出する |
保険制度 |
一般正社員:社会保険が適用される
非正社員:国民健康保険が適用される |
年金対策と確定申告について
契約社員などの非正規社員の場合、正社員の厚生年金に代わる年金対策として、国民年金基金(個人事業主用)などがあります。
こういったものを利用する事で、将来受け取る国民年金だけでは賄えない年金対策を行う事が可能ですが、やはり、厚生年金には及びません。
ですから、ゆうちょや、生命保険など、他の面でも対策が必要です。

社会保険については、社会保険事務所で任意継続の手続きを行えば、とりあえず2年間はそのまま使う事ができます。
次に所得税についてですが、これは、税務署へ確定申告を行う事により、所得税が算出されるわけですから、今後、仕事に関して発生した諸費用、交通費(電車、バス、ガソリン代、高速道路代など)制服のクリーニング代、文具用品などの領収書は確定申告の際、経費として落とす事になりますので必ず保管しておく様にしなければなりません。
ひとつひとつは、たいした金額でなくとも、年間を通して塵も積もれば山となります。
領収書は、但し書きに「上」と記されたものは、適用されない可能性がありますので、但し書きは自分の氏名で領収書を切ってもらう様にしてください。スーパーやコンビになどのレシートは不可。
今後、契約社員や派遣労働者として働く場合、あなたと企業との雇用関係は契約によって成り立っているのですから、正社員でないあなたは、あまり会社の都合を考える必要はないでしょう。
いざと言う時、会社はあなたの都合や事情までは考えてはいないものです。
会社が契約社員や派遣労働者を就業させるのは合理化を図る為に他なりませんから、会社都合で更新の打ち切り(契約解除)が行われる場合もあるという事を念頭に置いておかなければなりません。
ですから、更新時期が近づく迄に、より好条件のところを探して見つかればそちらで働くという方法もあります。
もっとも、50代や60代での転職ともなればこういった働き方は、年齢的、精神的、体力的に厳しいものがあるかもしれません。
しかし、まだまだ精神的にも体力的にも充実している40代での転職ならば、こういった事も可能なのではないでしょうか。
しかしながら、あまり転職回数を増やし過ぎるというのも望ましい傾向ではありませんので、その点は注意が必要です。


40代転職者の動向